ここでは、一般的なカメラの設置方法をご紹介いたします。
XPOEや無線カメラの設置方法とは異なる場合がございますので予めご了承ください。
①動作確認
カメラを設置する前に、カメラが問題なく動作するかを確認します。
通常のカメラの場合
カメラに電源ケーブルを差し込み、カメラと録画機を映像ケーブルで接続します。最後に、モニターと録画機をHDMIケーブルなどで接続すれば完了です。
XPOEカメラなどLANケーブルで映像と電源を繋ぐカメラの場合
カメラと録画機をLANケーブルで接続し、録画機とモニターをHDMIなどで接続します。XPOEカメラの場合は、カメラと録画機のペアリングが必要になる場合がございます。ペアリングの方法は各録画機の取扱説明書をご覧いただくか、当サポートサイトの録画機一覧から、お探しの録画機を選択してください。
※カメラの映像が映らない場合は、以下のような原因が考えられます。
・ケーブルの配線が接間違っている
・カメラ、録画機、モニターの電源が入っていない
・電源ケーブルは接続しているが、電気が供給できていない。(電気が流れていない)
・XPOEの場合は、うまくペアリングができていない。
・XPOEのカメラで、POEハブなどを使用している場合は、配線方法が間違っている可能性がある。
など
②配線準備
録画機を設置する場所からカメラを設置する場所までの映像ケーブルまたはLANケーブルを壁や天井の中を通して配線をします。※壁の中や天井裏にケーブルを配線する場合は、電気工事士の免許が必要となる場合がございますので、一般の方は壁や天井の外にケーブルモールなどを使用し、配線してください。
ケーブルモールは、お近くのホームセンターや家電量販店、百円ショップなどでお求めいただけます。
カメラ設置付近までケーブルを配線することが出来たらカメラを設置します。
③カメラの固定
カメラで見たい方向にカメラの角度を調整します。ここでは大体の方向に調整するだけでOKです。最終調整は、カメラの映像が確認出来てから行います。
※この際、下記のような専用テストモニターをお持ちの方は、角度の調整を行っていただけます。
④カメラとケーブルの接続
カメラの取り付けが完了したら、カメラとケーブルを接続します。
ケーブルを隠してカメラの設置をする場合は、天井に開けたケーブル穴にカメラのブラケット(基台)を覆いかぶせるように取り付けます。(※天井に開ける穴の大きさはできる限り小さく開けてください。ケーブルのコネクターより一回り大きい穴程度で結構です。穴を大きく開けすぎると、カメラの基台で穴を塞ぎきれず穴が見えてしまい不格好な仕上がりになる恐れがあります。)
⑤屋外への引き込み
屋外へカメラの設置を行なっている場合は、カメラのケーブルや電源を通すための穴を確保してください。
既に穴が開いている場所(エアコンの室外機用モールなどが近くにある場合は、その穴からケーブルを屋内へ通すのが得策です。)
⑥配線
ケーブルを録画機の位置まで配線してください。モールなどを使用して配線を行ってください。
⑦録画機と接続
カメラの配線が完了したら、カメラと録画機を接続してください。
この際、お好みのチャンネル端子に追加したいカメラを接続してください。
例えばCH1に玄関の映像を映したい場合は、録画機背面の接続端子CH1にカメラのケーブルを接続してください。
⑧モニターと接続
カメラと録画機とモニターを接続することが出来たら、カメラの映像が正常に映っているかどうかを確認してください。
カメラの映像が映らない場合は、ケーブルの断線、電源が入っていない、ケーブルの配線が間違っているなどが考えられます。
⑨引き込み口を埋める
すべての配線が完了し、カメラの映像が確認出来たら、引き込み口をパテで埋めてください。
(忘れがちな作業ですが、この作業を忘れてしまうと雨水などが屋内にしみて雨漏りの原因となる可能性がありますので十分に防水処理を行ってください。)