ソーラーカメラの電源が入らない場合は、次のことが考えられます。
・電源のスイッチがONになっていない(電源をONにしてください)
・カメラ本体またはソーラーパネルの電池残量が少ない(電池残量が全くない状態)
・モーション検知を頻繁に動作したことにより、ソーラーパネルの充電では追い付かず電池残量がなくなった。
【対応処置】
カメラの電源スイッチをOFFにした状態で、カメラに電源ケーブルを差し込み、20時間以上充電してください。
※必ずカメラの電源スイッチはOFFの状態にしてください。カメラの電源スイッチがONの状態では、20時間以上充電しても充電されません。
カメラの電源スイッチはどこにあるの?
カメラの電源スイッチは、機種により異なります。参考までにいくつかのパターンを紹介いたします。
・カメラ本体の内部に電源スイッチがある場合
↑カメラ本体のフタを外すパターン
(例:WTW-IPWS1416、WTW-IPWS1123など)
・カメラ本体のケーブルに電源スイッチがある場合
↑ケーブルのキャップを外すパターン
(例:WTW-IPWS1128)
・ソーラーパネル側に電源スイッチがある場合
↑ソーラーパネルの後ろに電源スイッチがあるパターン
(例:WTW-EGDRY1672PTSL)
・カメラ本体とソーラーパネルの両方にスイッチがある場合
↑カメラ本体とソーラパネルの両方に電源スイッチがある場合は、その両方の電源スイッチをOFFにしてください。
(例:WTW-IPWDS1313SL)
ソーラーカメラの電池残量が無くならないようにするには?
そもそもソーラーカメラは、映像を見たりモーション検知が働いている状態以外の時は「スリープ状態」です。スリープ状態であれば、少しの消費電力で済みますが、頻繁にカメラの映像を見たりモーション検知が働くと、消費電力が増加し、電池残量が一気に減ってしまい、カメラが起動しない原因となります。
なぜカメラが起動しなくなるのか?ソーラーパネルで発電・電源供給をしてないのか?
もちろん、電池残量が0になるとカメラの電源が入らないのは当然です。だけど、電池残量が0になったとしても、ソーラーパネルで電源を供給しているのでは?と思われますが、もちろんソーラーパネルからカメラに電気を供給していることは間違いありません。
しかし、ソーラーパネルで発電される電気の供給量では物足りず、カメラが起動するのに必要な電力がソーラーパネルの供給電力を上回り、電源が付かないという状態になります。
下記のような状態になります:
※上記の理由から、カメラの電源スイッチをOFFにしてから、充電を開始する必要があります。
そのためソーラーパネルは、あくまで電池残量の消費を抑える補助的な役目であり、ご家庭の100Vコンセントのような電力が供給されていない為、カメラを頻繁に起動させないことが長く使用できるポイントとなります。
カメラを頻繁に起動させないポイントは以下をご覧ください。
・カメラ映像を見る回数を減らす(1日に5回程度、1回3~5分ほどに減らす)
・モーション検知機能をOFFにする(特に頻繁にモーション検知する場所ではOFFにしてください)
※1日に数回~20回程度の検知回数であれば、そこまで電池残量が減ることはありません。
・カメラおよびソーラーパネルを日光のよく当たる場所に設置する
※少し暗い場所や曇りでも給電しますが、供給電力はとても少ないです。日光のよく当たる場所に設置してください。
常にカメラの映像を見たい場合や常時録画する場合は、必ずコンセントから電源供給している状態でご使用ください。
※使用されているバッテリーがリチウム電池な為、劣化した場合はバッテリーの交換が必要となります。